Jekyll+GitHub Pages こんにちは。グラフブースの中山です。
Jekyll+GitHub Pages環境でサイトを公開したので、メモがわりに記事を更新しておきます。

やっと自社サイトに手をつけられる時間が、、、

法人化して4年目をむかえ、ようやく自社サイト開設に手をつける時間を得ることができたのですが、だからといって悠長にサイト案を練っている時間もなく。。とりあえずパッとたちあげて、後から徐々に手を加えれる方法はないかと考えていたところ、「それならJekyll+GitHub Pagesでいこう。」という提案が出たので即採用となりました。もちろん普段の業務で慣れ親しんだ定番のCMS(Wordpress・Movable Type等)という選択肢もあったわけですが、今回はメジャー系以外の可能性を試す方が「新鮮」で「楽しい」だろうという思いがありました。サクッと上げるにはこれも重要なポイントですw

手順

  1. Jekyllのインストール。
    gem install jekyll

  2. githubのリポジトリをローカルにコピー。
    適当にディレクトリ作ってgit clone
    リポジトリ追加git remote add origin

  3. コーディング。
    ページの確認はローカルサーバで行う。
    リポジトリのディレクトリでjekyll serve
    ブラウザで localhost:4000 にアクセスして表示確認
    control + c で停止

  4. 更新サイクル。
    ローカルで修正→確認→push

長所

・データベース不要(ページ表示スピードに対して神経質にならなくてよい)。
・Github Pages利用でカスタムドメインにも対応。
・もちろんバージョン管理も行いやすい。

短所(というより、他のCMSと比べ大きく違うところ)

・いわゆる「管理画面」は無い。コマンドライン操作。
・記事はMarkdownで記述。
・他のPCからページを更新するためには、同じ環境を構築する必要がある。

サイトの課題

記事に対してマンスリー・カテゴリ・タグの設定とアーカイブページが用意できていないので、これから徐々に対応していく予定です。スマホでの使い勝手をもう少し検証する余地があります。

感想

色々な意味で軽くてお手軽だと思いました。環境を構築するのがとても楽なのです。メジャーCMSに比べ、大げさな感じがないところも好みです。自社サイトを手早につくりたい方にはとてもおすすめだと思いました。今回完成までにかかった日数はデザインとコーディング合わせて丸2日間程度。短所を書きましたがこれは使う側の慣れ次第といったところで、身近に詳しい方がいたらレクチャーを受ければそれほど苦痛な作業にはならないと思います。

参考にしたサイトです。
参照:Jekyll
参照:Markdown記法 サンプル集